ibuku blog
2018.05.15
こんなところにも行ってみました。
前回の「経小屋山」の続きです。
と言いましても、経小屋山からは距離があります。
IBUKUからは比較的近い場所に位置しています。
「残念さん(残念社)」です。
実はここ、テレビでも紹介されたことがあります。
車で山陽自動車道(広島岩国道路)を走っていると
廿日市市大野付近に『残念さん』という看板があります。
初めて知る方は何のことかわからないことと思いますが、ちゃんとした由来があって
「残念さん」と言われています。
1866(慶応2)年7月9日長州戦争の頃、和睦に走っていた軍使を長州軍が戦闘員と見誤り狙撃。
軍使は「残念」と叫んで倒れました。土地の人々はその壮烈な戦士を悼み、
のちに祠を建てて奉ったのが残念社の由来となりました。
この武士は「依田半蔵」(よだはんぞう)。長州運営に赴く途中だったことが後に分かり、長州軍も大いに遺憾の意を表したそうです。
そしてこの残念さんから少し歩くと「吉田松陰」が腰掛けたと言われている岩があるそうです。
写真の通り今は草木が生い茂っていて景観はあまりよくないそうですが、
少し登ると景色が見えるようです。
写真の「依田神社」は、昭和41年に地元の有志が建てた神社で、依田伴蔵を神として祀っているそうです。
残念さんや依田神社までは車では行けません。徒歩となります。
晴れた日の涼しい時間帯に登ってみるのもいいかもしれませんね。